電線事情 7月号
2019年7月8日 資材委員会提供
日本電線工業会は2019年5月の銅電線出荷銅量の速報値をまとめ、対前年同月比3.3%増、前月比4.4%減の5万6,800トンと発表した。需要部門別には、建設電販部門2万8,100トン(前年同月比10.6%増、前月比5.6%減)、電機部門1万1,200トン(前年同月比3.6%減、前月比3.7%減)、自動車部門7,100トン(前年同月比13.2%増、前月比6.8%減)、電力部門4,300トン(前年同月比4.4%増、前月比9.9%増)、輸出部門1,300トン(前年同月比52.0%減、前月比増減なし)、通信部門900トン(前年同月比9.0%増、前月比5.6%減)、その他内需部門3,900トン(前年同月比3.5%減、前月比7.9%減)だった。エコ電線の4月出荷銅量は、オリンピック関連需要の増加に加え、小中学校のエアコン設置工事での需要が旺盛で、2015年度下期以来の高水準となった。