市況動向

電線事情 12月号

2018年12月10日 資材委員会提供

 日本電線工業会は2018年10月の銅電線出荷銅量の速報値をまとめ、対前年同月比2.6%増、前月比13.0%増の6万4,300トンと発表した。
 需要部門別には、建設電販部門3万1,600トン(前年同月比6.6%増、前月比18.4%増)、電機部門1万3,300トン(前年同月比0.1%増、前月比13.7%増)、自動車部門7,800トン(前年同月比6.2%増、前月比11.4%増)、電力部門4,500トン(前年同月比1.8%減、前月比4.7%増)、輸出部門1,200トン(前年同月比48.3%減、前月比33.3%減)、通信部門1,000トン(前年同月比1.5%増、前月比11.1%増)、その他内需部門4,900トン(前年同月比9.4%増、前月比8.9%増)となり、東京五輪や首都圏大型案件が動き始めたことで主力の建設電販部門が2年ぶりに3万トンを超え、需要部門全体でも今年度初めて6万トン台の出荷となった。

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