市況動向

電線事情 1月号

2018年1月11日 資材委員会提供

 日本電線工業会は2017年11月の銅電線出荷量の速報値をまとめ、対前年同月比1.0%増、対前月比0.9%増の6万3,200トンと発表した。
 需要部門別には、建設電販部門3万400トン(前年同月比0.3%増、前月比2.5%増)、電機部門1万3,400トン(前年同月比1.2%減、前月比0.9%増)、自動車部門7,000トン(前年同月比2.1%増、前月比4.7%減)、電力部門4,800トン(前年同月比2.8%増、前月比4.8%増)、輸出部門1,900トン(前年同月比57.4%増、前月比18.1%減)、通信部門900トン(前年同月比15.3%減、前月比8.6%減)、その他内需部門4,800トン(前年同月比2.0%減、前月比7.1%増)となり、主力の建設電販部門は3ヶ月連続で増加し、今年度初めて3万トンの大台を突破した。

過去の電線事情