市況動向

電線事情 11月号

2018年11月09日 資材委員会提供

 日本電線工業会は2018年9月の銅電線出荷銅量の速報値をまとめ、対前年同月比5.5%減、前月比3.3%増の5万6,900トンと発表した。
 需要部門別には、建設電販部門2万6,700トン(前年同月比1.7%減、前月比3.0%減)、電機部門1万1,700トン(前年同月比7.8%減、前月比3.0%増)、自動車部門7,000トン(前年同月比6.1%減、前月比16.3%増)、電力部門4,300トン(前年同月比4.4%減、前月比11.5%増)、輸出部門1,800トン(前年同月比36.8%減、前月比40.2%増)、通信部門900トン(前年同月比1.6%減、前月比6.6%増)、その他内需部門4,500トン(前年同月比2.4%減、前月比7.4%増)となり、9月は前年度より稼働日数が少なかったことも影響して、全需要部門で前年同月比マイナスとなった。
 また、2018年度上期の銅電線出荷銅量(速報値)は前年同期比1.7%増の34万2,120トンとなり、主力の建設・電販部門が前年度比3.6%増と堅調に推移したことが全体を押し上げる形となった。

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