電線事情 12月号
2017年12月4日 資材委員会提供
日本電線工業会は2017年10月の銅電線出荷量の速報値をまとめ、対前年同月比10.1%増、対前月比4.3%増の6万2,800トンと発表した。需要部門別には、建設電販部門2万9,700トン(前年同月比11.1%増、前月比9.3%増)、電機部門1万3,400トン(前年同月比7.0%増、前月比5.5%増)、自動車部門7,400トン(前年同月比16.2%増、前月比0.7%減)、電力部門4,600トン(前年同月比8.1%減、前月比2.3%増)、輸出部門2,300トン(前年同月比71.9%増、前月比19.2%減)、通信部門1,000トン(前年同月比7.5%増、前月比9.3%増)、その他内需部門4,400トン(前年同月比6.5%増、前月比4.6%減)だった。
また、2017年度の電線需要見通しを改訂し、7部門のうち通信と自動車の2部門が前年度を下回るものの、建設電販や電機機械など5部門が増加し、総計は69万2,000トンで前年度比1.7%増と3年振りに増加に転じると発表した。