市況動向

電線事情 2月号

2019年2月14日 資材委員会提供

 日本電線工業会は2018年12月の銅電線出荷銅量の速報値をまとめ、対前年同月比1.4%減、前月比11.6%減の5万6,700トンと発表した。
 需要部門別には、建設電販部門2万8,000トン(前年同月比0.4%増、前月比10.0%減)、電機部門1万1,600トン(前年同月比6.7%減、前月比9.3%減)、自動車部門7,400トン(前年同月比4.5%増、前月比8.1%減)、電力部門3,100トン(前年同月比0.4%減、前月比31.8%減)、輸出部門1,800トン(前年同月比2.6%減、前月比19.2%減)、通信部門900トン(前年同月比17.8%増、前月比9.9%増)、その他内需部門3,900トン(前年同月比10.6%減、前月比15.5%減)となり、2カ月連続で6万4,000トンを超えていた銅電線の出荷銅量は大きく減少したが、エコ電線はオリンピック関連需要の立ち上がりもあり、今年度最高の3,417トンとなった。

過去の電線事情