電線事情 11月号
2017年11月10日 資材委員会提供
日本電線工業会は2017年9月の銅電線出荷量の速報値をまとめ、対前年同月比0.2%減、対前月比11.9%増の6万トンと発表した。需要部門別には、建設電販部門2万7,000トン(前年同月比3.6%減、前月比2.6%増)、電機部門1万2,700トン(前年同月比2.8%減、前月比12.6%増)、自動車部門7,400トン(前年同月比4.6%増、前月比26.2%増)、電力部門4,500トン(前年同月比8.4%減、前月比18.5%増)、輸出部門2,900トン(前年同月比78.8%増、前月比116.1%増)、通信部門900トン(前年同月比6.0%増、前月比13.8%増)、その他内需部門4,600トン(前年同月比1.1%増、前月比8.4%増)だった。
2017年度上期の銅電線出荷量は9月速報値から前年同期比1.5%増の33万6,176トンとなり、自動車部門と輸出部門は2桁増の伸びを示したが、主力の建設電販部門は0.5%増と微増に留まった。