市況動向

電線事情 11月号

2019年11月11日 資材委員会提供

 日本電線工業会は2019年9月の銅電線出荷銅量の速報値をまとめ、対前年同月比6.2%減、前月比11.9%増の6万1,100トンと発表した。
 需要部門別には、建設電販部門3万300トン(前年同月比12.3%増、前月比13.2%増)、電機部門11,300トン(前年同月比4.2%減、前月比16.2%増)、自動車部門8,200トン(前年同月比18.3%増、前月比28.0%増)、電力部門4,000トン(前年同月比7.9%減、前月比0.3%増)、輸出部門1,800トン(前年同月比4.0%増、前月比16.7%増)、通信部門800トン(前年同月比6.2%減、前月比11.9%増)、その他内需部門4,700トン(前年同月比9.8%増、前月比20.8%増)となった。
 全ての需要部門で前月比プラスに転じた中、主力の建設電販部門も3万トン超えとなり、全需要部門合計の出荷銅量は2か月ぶりに6万トンを超えた。エコ電線の出荷も依然として好調で、8月確定値の銅量は3,710トンだった。

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