電線事情 4月号
2018年4月10日 資材委員会提供
日本電線工業会は2018年2月の銅電線出荷銅量の速報値をまとめ、対前年同月比0.8%増、対前月比5.4%増の5万5,800トンと発表した。需要部門別には、建設電販部門2万6,100トン(前年同月比1.2%減、前月比5.2%増)、電機部門1万2,500トン(前年同月比0.2%減、前月比8.0%増)、自動車部門7,200トン(前年同月比13.9%増、前月比12.9%増)、電力部門4,000トン(前年同月比1.6%増、前月比5.7%増)、輸出部門1,200トン(前年同月比15.8%増、前月比15.3%減)、通信部門700トン(前年同月比12.4%減、前月比7.5%減)、その他内需部門4,100トン(前年同月比4.6%減、前月比2.8%減)となった。
また、2018年度の銅電線出荷予想銅量を70万6,000トン(2017年度見込み比2.9%増)と発表し、ずれ込んできた東京五輪や首都圏再開発案件向け出荷の本格化を想定、4年ぶりに70万トン台を回復する見込みとしている。